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 バードリサーチ、野鳥の観察記録を競う「バードソン」による成果を公表

発表日:2022.02.16


  NPO法人バードリサーチは、第6回インターネット・バードソン(開催期間:2022年1月1日~16日、開催テーマ:カモメはどこにいる)により明らかになったカモメ類の分布を公表した。「インターネット・バードソン」とは、観察した野鳥の記録をバードリサーチのWebサイトで利用できる野鳥データベース「フィールドノート」に登録して競うスポーツ。今回、328人が参加し、3,185ケ所(4,123回)の観察記録が登録された。ズグロカモメは、越冬記録が東へ広がっており、最も東の観察記録は、福島県の松川浦であった。ユリカモメは内陸でも観察されやすい種で、最も海から離れた地点は、長野県の諏訪湖であったとのこと。さらに、同団体は、カモメの冬季以外のデータが不足していると考え、毎月のカモメ類の記録地点と緯度の関係を散布図にして公開した。カモメ類についてフィールドノートに個体数を記録する観察者が少ないことから、大まかな個体数の記録が集まることにより、分布や個体数変化を分析することが可能になるとし、個体数記録の協力を呼び掛けている。

情報源 NPO法人バードリサーチ バードリサーチニュース
機関 NPO法人バードリサーチ
分野 自然環境
キーワード 野鳥 | 個体数 | NPO法人バードリサーチ | インターネット・バードソン | カモメ | フィールドノート | ズグロカモメ | 松川浦 | ユリカモメ | 観察者
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