環境省は、日本国内における初記録として報告された「チョウセングンバイトンボ(学名:Platycnemis phyllopoda)を「種の保存法」に基づく緊急指定種に指定した。同種は、朝鮮半島、中華人民共和国から極東ロシアに分布するモノサシトンボ科の1種。令和4年3月に専門誌において対馬で、日本国内初記録として同種の生息が報告された。新たに日本で生息が確認された種として、愛好家による採集や標本販売を目的とした採集を誘発する可能性があり、過度な捕獲圧が集中することにより、個体群が消滅する可能性があることから、今回、緊急的に個体の捕獲や販売等を規制するために、緊急指定種として指定を行った。指定の期間は最大で3年間。緊急指定後は、調査や研究等による生物学的知見を集積し、国内希少野生動植物種への指定の要否を検討するという。
情報源 |
環境省 報道発表資料
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機関 | 環境省 |
分野 |
自然環境 |
キーワード | 規制 | 捕獲 | 種の保存法 | 採集 | 緊急指定種 | 対馬 | 初記録 | チョウセングンバイトンボ | モノサシトンボ科 | 指定 |
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