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 九都県市首脳会議、大気環境の更なる改善を国に要望

発表日:2022.05.26


  九都県市(埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、横浜市、川崎市、千葉市、さいたま市、相模原市)は、大気環境の更なる改善に向けた対策の推進について、国に対して要望を実施した。大気環境中の光化学反応等により二次的に生成される光化学オキシダントやPM2.5という。)については、環境基準の達成状況等から更なる改善が求められている。特に、光化学オキシダントについては、環境基準の達成率が、全国的に0%台と依然として低い状況にあり、さらに光化学スモッグ注意報についても、関東地方を中心に多く発令されている状況であるとのこと。今回、経済産業省、国土交通省、環境省に対して、1)VOC排出量の更なる削減に向けて、新たな削減目標を設定するなど、総合的かつ広域的な削減対策を推進すること、2)VOC排出抑制対策における事業者の自主的取組が一層推進されるよう、中小事業者への財政支援など必要な措置を講じること。また、公共調達におけるVOC排出抑制への取組が推進されるよう、グリーン購入法等においてVOC対策の配慮事項を拡大するなど必要な措置を講じること、3)自動車 NOx・PM 法による施策を継続して講じるとともに、流入車対策を含めた実効性のある自動車排出ガス対策を講じること。また、NOx排出量の多いディーゼル重量車の更新が促進される措置を講じること等を求めた。

情報源 東京都 報道発表資料
埼玉県 報道発表資料
さいたま市 記者への提供資料
機関 東京都 埼玉県 さいたま市 千葉市 相模原市
分野 大気環境
キーワード 東京都 | 大気環境 | 光化学スモッグ | 光化学オキシダント | PM2.5 | 神奈川県 | 埼玉県 | 千葉県 | 九都県市 | VOC排出量
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