東京都などは、近隣都県市と連携した「夏季の揮発性有機化合物(VOC)対策」を、平成27年6月から実施すると発表した。関東地域の光化学オキシダントの状況は、主要な原因物質である揮発性有機化合物(VOC)の排出抑制対策により、改善傾向が見られるが、依然として、夏季には、光化学スモッグ注意報が発令されている。今年度も、東京都・埼玉県・千葉県・神奈川県・横浜市・川崎市・千葉市・さいたま市・相模原市では、「夏季のVOC対策」重点実施期間(平成27年6月~9月)を設定し、連携してVOCの削減に取り組む。連携内容は、VOCを排出する事業者(有機溶剤を取り扱う工場・事業場など)に対し、保管容器のふた閉めなどの基本的な取組の徹底を呼びかけるほか、取組を各都県市のホームページに掲載、共通リーフレットを配布する。さらに、光化学スモッグ注意報等の発令に関して、各都県市のホームページ等で、情報提供を行うという。なお、VOCの削減は浮遊粒子状物質(SPM)や、微小粒子状物質(PM2.5)の低減にも有効という。
情報源 |
東京都 報道発表資料
埼玉県 県政ニュース さいたま市 記者提供資料 千葉県 報道発表資料 相模原市 発表資料(PDF:405KB) |
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機関 | 東京都 埼玉県 さいたま市 千葉県 相模原市 |
分野 |
健康・化学物質 大気環境 |
キーワード | 東京都 | VOC | 揮発性有機化合物 | 光化学スモッグ | 光化学オキシダント | 事業者 | 神奈川県 | 排出抑制 | 埼玉県 | 千葉県 |
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