(公財)世界自然保護基金ジャパン(WWFジャパン)は、宮城県気仙沼市でスタートした「ゴーストギア発生予防・漁具の未来、地域プロジェクト」について紹介した。WWFジャパンは、海で長期間漂い続けて野生生物を襲うことから「漁具の幽霊(ゴーストギア)」と呼ばれる海洋ごみの発生予防プロジェクトを推進し、仕組みづくりを進めてきた。今回、気仙沼市とこのプロジェクトを開始することが決まり、2022年5月30日にプロジェクトのキックオフ発表会を行なった。キックオフと併せて、地域の方に対して気仙沼の漁業者がどのようにゴーストギアと向き合うかというプロジェクトの概要をパネル展示したとのこと。全国屈指の水揚げ高を誇る気仙沼市から、プラスチックごみ問題に、従来の意識を改革し、アクションを起こしていくという。