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 「窓の性能表示制度」を見直しへ 経産省

発表日:2022.06.20


  経産省は、資源エネルギー庁に設置されている審議会において、2030年の住宅の省エネルギー性能の向上に向けて窓の性能表示制度に関する報告書を発表した。同省では、窓の性能表示制度により、窓の断熱性に係る品質の消費者への情報提供を行っており、2050年のカーボンニュートラルの達成に向けて2030年の住宅の省エネルギー性能の向上を図り、更なる改善に向け、新制度に関する報告書を取りまとめた。新たな窓の性能表示制度は、窓の性能表示において参照されるJIS A 4706の改正や、窓の建材トップランナー制度の見直しを踏まえ、これまでよりも高い断熱性能の窓を評価できるよう見直すとともに、住宅の省エネルギー性能の更なる向上に向けて、日射熱の取得や遮蔽を適切にコントロールするための参考となる日射熱取得率についても表示するとしている。今後、関連の法令の改正や一般消費者向けのガイダンス等を策定するなど、所要の準備を行い、来年度より運用していくことを予定している。

情報源 経済産業省 ニュースリリース
機関 経済産業省
分野 地球環境
環境総合
キーワード 経済産業省 | 資源エネルギー庁 | カーボンニュートラル | トップランナー制度 | 断熱性能 | 省エネルギー性能 | 日射熱取得率 | 窓の性能表示制度 | JIS A 4706
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