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 東京都、都市公園の生物多様性を保全する手引きを作成

発表日:2022.06.20


  東京都は、「生物多様性に配慮したみどりの質の向上のための手引」を作成した。生物多様性保全の場となる公園・緑地の現場担当者向けのヒント集であるという。都内の公園や緑地における生物多様性保全上の主な課題として、樹林においては樹木が育ちすぎて地表に太陽光が届かない、倒木の危険性がある、公園の池などにおいては、垂直に囲まれた護岸により生き物が少ないなどの問題点があるとのこと。今回の手引では、樹林の若返りを促す方法や生物多様性に配慮した人工池など、大規模工事を行わなくても、緑地管理者の工夫等により、高い効果を得られるような手法を中心に掲載している。あわせて、地域や市民と協働した緑地の維持管理や利活用の方法を、実際の事例を交えて、解説している。

情報源 東京都 報道発表資料
機関 東京都
分野 自然環境
キーワード 生物多様性 | 東京都 | 公園 | 緑地 | 護岸 | 倒木 | 人工池 | 緑地管理者
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