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 皇居外苑の生き物観察 都市と生物多様性について理解深める 日本自然保護協会など

発表日:2022.08.12


  (公財)日本自然保護協会、環境省および三菱地所(株)は、皇居外苑のお濠の生きものを再生する「濠プロジェクト」の一環として、大丸有エリア(大手町・丸の内・有楽町)で働く方と一緒に皇居外苑濠に入って泥と生きもの採取し、都市と生物多様性について理解を深める活動を実施した(開催日:2022年5月28日および6月4日)。「濠プロジェクト」ではこれまでに、お濠の泥の中に眠る埋土種子を採取し、現在の水辺環境では消失してしまった水草の復元に挑戦しており、9種の水草を復元し、2020年には東京都区部で絶滅したとされていた水草「ミゾハコベ」の復元にも成功するなど実績をあげている。今回、皇居外苑濠で生き物などの観察会を行い、参加者は2日間で約70人となった。また生き物の観察と併せて泥の採取も行っており、採取された泥は大手町ビル屋上や大手町の緑地広場であるホトリア広場に撒き出し、貴重な水草の復元を目指すという。

情報源 (公財)日本自然保護協会 お知らせ
機関 (公財)日本自然保護協会 環境省 三菱地所(株)
分野 自然環境
キーワード 生物多様性 | 環境省 | 皇居外苑 | 三菱地所 | 日本自然保護協会 | 水草 | 埋土種子 | 濠プロジェクト | 大丸有エリア | ミゾハコベ
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