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 自治体規模で始める!NACS-J「日本版ネイチャーポジティブアプローチ」スタート

発表日:2023.05.22


  (公財)日本自然保護協会(NACS-J)は、市区町村から日本のネイチャーポジティブを実現する「日本版ネイチャーポジティブアプローチ」の実践として、市区町村を認定する制度をつくっていく。ネイチャーポジティブは、人と地球のために、生物多様性の損失を止め、自然を回復させることを指す。昆明・モントリオール生物多様性枠組で2030年ミッションとしてこの考え方が掲げられている。NACS-Jは、日本のネイチャーポジティブを実現するために、市区町村からのネイチャーポジティブを実践し、そのために必要なパートナーシップの構築と、生物多様性の定量的な評価に取り組む。この取組を「日本版ネイチャーポジティブアプローチ」と名付けて成果を発信する。NACS-Jは、群馬県みなかみ町を先駆的なモデル地域と位置づけ、令和5年2月に三菱地所(株)含めた3者連携協定を結び具体的に活動することを発表。また、同年5月には埼玉県所沢市と(株)NTTドコモとの3者連携協定を締結しており、今後、他地域への展開を積極的に進めていく。「日本版ネイチャーポジティブアプローチ」は、環境省をはじめ、これまで日本の生物多様性保全に連携してきた方々との協力関係を強化しながら推進していくという。

情報源 (公財)日本自然保護協会 プレスリリース
機関 (公財)日本自然保護協会
分野 自然環境
キーワード 生物多様性 | NTTドコモ | 三菱地所 | みなかみ町 | 所沢市 | 日本自然保護協会 | ネイチャーポジティブ | 日本版ネイチャーポジティブアプローチ | 定量的評価
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