東京都は、国内初のバイオ燃料を使用した屋形船の運航すると発表した(運航期間:令和4年9月10日から1週間程度)。都では、都民・事業者等への働きかけを通じて、電力のHTT(「H」減らす・「T」創る・「T」蓄める)を推進するとともに、ゼロエミッション東京の実現に向けた対策を進めている。今回、環境にやさしいバイオ燃料の活用推進と普及を目的として、(株)ユーグレナと屋形船東京都協同組合(台東区)の協力により、バイオ燃料を使用した屋形船の運航行う。屋形船の運行ルートは、浅草橋からお台場周辺を予定している。今回使用されるバイオ燃料「サステオ」は、(株)ユーグレナが製造・販売するバイオ燃料で、使用済み食用油や微細藻類ユーグレナ(和名:ミドリムシ)から抽出した油など、食料との競合や森林破壊といった問題を起こさない持続可能性に優れたバイオマス原料からつくられている。「サステオ」は燃料の燃焼段階では通常の軽油と同じようにCO2を排出するが、原料となる植物や藻類が、成長過程の中で光合成によりCO2を吸収するため、燃料を使用した際に発生するCO2の排出量が実質的にプラスマイナスゼロとなるという。
情報源 |
東京都 報道発表
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機関 | 東京都 |
分野 |
地球環境 環境総合 |
キーワード | バイオ燃料 | 東京都 | バイオマス | カーボンニュートラル | ミドリムシ | ユーグレナ | 屋形船 | 屋形船東京都協同組合 | 浅草橋 | お台場 |
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