(株)ユーグレナは、同社が採用しているバイオジェット燃料製造プロセスが国際標準策定機関の新規格を取得し、国産バイオジェット燃料の民間航空機への搭載が可能になったと発表した。同社は、ユーグレナ(和名:ミドリムシ)の大量培養技術を基盤とする食品や化粧品の開発・販売を手掛ける一方で、バイオ燃料に関する研究を進めており、2018年10月にバイオジェット燃料等の製造実証プラントを築造した(場所:横浜市鶴見区、製造量:125 kL/年)。このプラントには、米国の石油関連ジョイント・ベンチャーとエンジニアリング企業が共同開発したプロセスが採用されている。今回、プラントにライセンスを付与するエンジニアリング企業が国際規格の申請を行い、2020年1月30日に新規格の取得が実現した。規格に準拠して製造されたバイオジェット燃料は、航空機やエンジンの改修を必要とせず、従来の燃料を代替できる「ドロップイン」燃料の要件を満たしており、代替ジェット燃料に関する通達(所管:国土交通省航空局)」の一部改正・施行を経て、国内使用が可能になったという。
情報源 |
(株)ユーグレナ IRニュース(2020.2.4)
(株)ユーグレナ IRニュース(2020.1.31) |
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機関 | (株)ユーグレナ |
分野 |
地球環境 環境総合 |
キーワード | バイオ燃料 | 航空機 | バイオジェット燃料 | ミドリムシ | ユーグレナ | 培養 | 国際標準 | (株)ユーグレナ | ドロップイン | 鶴見区 |
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