経済産業省と国土交通省は、令和4年度「AI・IoT等を活用した更なる輸送効率化推進事業費補助金(内航船の革新的運航効率化実証事業(標準的省エネルギー船舶開発調査))」の公募を実施し、外部有識者からなる審査委員会の審査を経て、1件の事業を採択した。今回採択された事業は「蓄電池を利用したハイブリッド電気推進499総トン一般貨物船及び499総トンタンカー標準船型の開発(事業者名:三菱造船(株))」。同事業では、標準的な省エネ船型の開発を行うとともに、開発した船型について省エネ性能の検証を行うとしており、同事業で得られる省エネ性能等の情報については、「連携型省エネ船」の検討に取り入れていくことを予定しているという。