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 水面に揺れるカフェ!「海床ロボット」を使って飲み物提供ができるのか? 大阪府

発表日:2022.12.07


  大阪府、大阪市、大阪商工会議所で構成する「実証事業推進チーム大阪(以下、「チーム大阪」)」は、(株)竹中工務店が実施する、都市型自動運転船「海床(うみどこ)ロボット」による都市の水辺のイノベーションに関する実証実験を支援する。実証実験に使用する「海床ロボット」は、3メートル四方の床が海の上をゆっくり走るドローンのようなロボット(馬力:2馬力、スピード:約2m/s)。竹中工務店を含む8法人(東京海洋大学、(株)IHI、炎重工(株)、(株)水辺総研、新木場海床プロジェクト、(一社)ウォーター・スマート・レジリエンス研究協会、あいおいニッセイ同和損害保険(株))で構成する海床ロボットコンソーシアムによる共同プロジェクトとして開発された。令和3年12月に続き2回目の実証実験となる今回は、座席型海床ロボットに乗った乗客に、店舗型海床ロボットに乗った店員が飲み物を提供するといったシチュエーションを設定し、2台の「海床ロボット」が同時に自動航行する実験を行う。大阪城公園の東外堀に前回より軽量化した「海床ロボット」を浮かべ、「複数ロボットの群管理」と「着岸時の無線給電」を検証する。今後もチーム大阪では、実証支援の取組を積み重ね、大阪における新たなビジネス創出に取り組むという。

情報源 大阪市 報道発表資料
機関 大阪府 大阪市
分野 環境総合
キーワード 竹中工務店 | IHI | 東京海洋大学 | ドローン | 海床ロボット | 自動航行 | シチュエーション | 複数ロボット | 無線給電 | 水辺総研
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