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 “海業”支援パッケージを作成 海や漁村の地域資源活用へ

発表日:2022.12.22


  水産庁は、令和4年度版「海業(うみぎょう)支援パッケージ」を作成した。「海業」は、海や漁村の地域資源の価値や魅力を活用する事業であり、国内外からの多様なニーズに応えることで、地域のにぎわいや所得と雇用を生み出すことが期待されるものを指す。漁村では、全国平均を上回る速さでの人口減少や高齢化の進行等により、活力が低下しており、漁村のにぎわい創出が重要な課題となっている。豊かな自然や漁村ならではの地域資源の価値や魅力を活かした海業の振興により、雇用機会の確保と地域の所得向上を図ることが必要であるため、同庁では、令和4年3月に策定した水産基本計画、漁港漁場整備長期計画において、海業の振興を位置付け、海業に取り組む際に関連する施策をまとめた「海業支援パッケージ」を作成にあわせて、「海業振興総合相談窓口(海業振興コンシェルジュ)」を開設した。海業支援パッケージは、海業自体を目的として実施するものだけではなく、漁村がある沿岸市町村で、海や漁村の地域資源を活用した取組を支援する施策や、そのような取組を推進する市町村等が活用可能な施策を幅広く掲載している。また、海業振興総合相談窓口は、漁港やその周辺の漁業地域において、海業振興に取り組む方々に向けた総合相談窓口となっている。

情報源 水産庁 プレスリリース
海業支援パッケージ(令和4年度版)PDF
機関 水産庁
分野 環境総合
キーワード 地域資源 | 水産庁 | 漁村 | 水産 | 漁港漁場整備長期計画 | 海業支援パッケージ | 水産基本計画 | 海業振興総合相談窓口
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