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 東海理化のアップサイクルブランド、SDGs目標12と目標8への貢献をアピール!

発表日:2024.06.20


  使用済み自動車の引き取り台数は年間約274万台におよび、284 千m3(重量:384 t)の後部座席シートベルトが回収されている(出典:矢野経済研究所、2023年度自動車リサイクルの高度化等に資する調査・研究・実証等に係る自主事業・最終報告書)。―――自動車部品メーカーの東海理化(本社:愛知県丹羽郡大口町)は、サステナビリティ経営の一環として“社会課題解決型商品開発・サービス”の開発に取り組んでいる。これまで、社用車の運用をクラウド上で一元管理するDXサービスや、デジタルキーを活用したレンタカーマッチングアプリなど、自動車に関わる情報サービスを形にし、販売につなげてきた。2020年に社内公募を行った結果、“シートベルト端材の活用でSDGsに貢献する”ものづくりというコンセプトが固まり、他業界のメーカーにも声がけして生まれたのがアップサイクルブランド「Think Scrap」だ。ビニールカーテン端材と組み合わせたバッグや、地元企業や大学生とのコラボによるトートバッグを開発し、製品化に至っている。今回、障害福祉事業所の全国団体「きょうされん」とコラボし、サコッシュを製作した。サコッシュには、きょうされん主催の「第 16 回グッズデザインコンクール」の入賞作品がプリントされており、ショルダーベルトはシートベルト端材、オレンジ色の本体部はテントの製造過程で排出したターポリン端材を活用している。

情報源 東海理化 ニュース
機関 (株)東海理化
分野 ごみ・リサイクル
環境総合
キーワード リサイクル | 地域連携 | サステナビリティ | 環境保護 | SDGs | 社会課題解決 | アップサイクル | シートベルト端材 | Think Scrap | DXサービス
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