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 環境省、皇居外苑の利用の在り方を検討！東京マラソン財団が協力

  環境省は、(一財)東京マラソン財団の協力により、皇居外苑の利用の在り方について、その利用のニーズと利用に当たっての条件に係る検討を行う実証試験（応援エリアの設置等）を実施すると発表した。皇居外苑の品格と伝統を保ちながら、その特性を活かした更なる魅力の向上を図るため、開催した「皇居外苑の利用の在り方に関する懇談会」の報告書が令和3年1月に取りまとめられた。皇居外苑は限定的に利用されてきたが、報告書では、皇居外苑が国民福祉に貢献し、持続可能な保全活用がされる、利用の在り方の検討が求められた。これを受け、皇居外苑の利用の在り方の検討を行うため、東京マラソン財団の協力により、行事等の試験的な実施を東京マラソン開催日に合わせて令和5年3月5日に行うこととなった。実証試験の概要は、皇居外苑馬場先地区においてランナーや家族、友人等が休憩したり、楽しんだりできる場として「東京マラソン応援ベース」を設置し、皇居外苑の利用のニーズと条件について、データや意見の収集を行う。今後は、皇居外苑の利用の在り方について検討を行うため、実施内容を変更した実証試験を予定している。同省は、複数回の実証試験を行った後、実証試験によるデータの集計、評価、分析を行い、皇居外苑の利用の在り方について検討を深めていくという。