NEDO(国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構)は、「ムーンショット型研究開発事業(2020~2029年度)」に参画する、地球環境産業技術研究機構(RITE)、九州大学、名古屋大学が、大阪・関西万博で大気中の二酸化炭素(CO2)を直接回収する「Direct Air Capture(DAC)」の実証試験を行うと発表した。──実証試験は、万博会場の「カーボンリサイクルファクトリー」で行われる。RITEのDAC実証機は大気中から1日あたり300~500kgのCO2を回収する。回収したCO2の一部は、同敷地内のメタネーション設備に直接供給され、e-メタンとして合成される。この合成メタンは会場内の迎賓館厨房などに都市ガスとして供給・利用される。DACで回収したCO2がその場で都市ガスとして変換・実利用される事例は世界初となる。
情報源 |
NEDO ニュースリリース
|
---|---|
機関 | 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO) |
分野 |
環境総合 |
キーワード | 温室効果ガス | 都市ガス | CO2回収 | 実証試験 | カーボンニュートラル | 持続可能性 | 資源循環 | メタネーション | 合成メタン | DAC技術 |
関連ニュース |