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 気候変動関連技術の環境インパクト評価へ 環境省で初会合

発表日:2023.04.20


  環境省は、Climate Techのインパクトを評価・マネジメントに関する検討会を開催した(開催日:令和5年3月29日)。インパクトファイナンスは環境、社会、経済において重大なネガティブインパクトの適切な緩和と管理を前提に、ポジティブなインパクトを生み出す投融資を指し、金融期間や投資家にとって、ESG投資の理念の実現、社会的支持の獲得と競争力の向上、中長期的志向による適切なリスク・リターンの確保への寄与、資本市場の持続的・安定的成長といった意義がある。同省では、「インパクトファイナンス」の実践を推進しており、令和2年7月に「インパクトファイナンスに関する基本的考え方」、令和3年3月に「グリーンから始めるインパクト評価ガイド」を策定・公表した。気候変動関連技術(Climate Tech)への投資を促進するためには、「インパクトファイナンス」の取組が有効であり、ベンチャーキャピタル等によるClimate Techスタートアップが、潜在的な市場価値評価につながる可能性があるため、国際的にも議論が進んでいる。今回、Climate Techへの投資促進を目的とし、インパクトファイナンスの考え方を活用し、気候変動関連技術に投資を行う際に環境インパクトを評価する際のフレームワーク構築に向けて議論を行い、今後検討を進めていくという。

情報源 環境省 報道発表資料
機関 環境省
分野 環境総合
キーワード 投資家 | ESG投資 | ベンチャーキャピタル | インパクトファイナンス | Climate Tech | ネガティブインパクト | 金融期間 | 気候変動関連技術
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