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 OECMsを守る新たな仕組みに?!都市の緑地を活用した生物多様性クレジット

発表日:2024.05.31


  生物多様性保全の新たな手段として「保護区以外の地域(OECMs)」が世界の注目を集めている。---BIOTAは、都市緑地を活用した生物多様性クレジット「BIOTAトークン」を発行する。都市化の進行に伴う生物多様性の損失が懸念されており、法的に義務付けられている「緑地」の生物多様性保全に果たす役割が見直されている。BIOTAトークンは「緑地」の整備・維持管理に係わる多様な主体(民間企業・政府機関、環境系NGO/NPO等)に向けて設計されており、企業等の環境貢献を迅速に経済的価値に変換することができる仕組みだ。従来の環境クレジットは利益を得るまでに時間がかかることが多いが、BIOTAトークンは生物多様性を高精度に評価し、企業や個人の環境貢献を数値化することで、ESG投資やSDGsに係る取り組みの促進に役立つ。また、トークンの活用を通じて発行される生物多様性評価レポートは「自然関連財務情報開示タスクフォース(TNFD)」の開示情報としても活用できる。環境保護活動から直接的な経済的リターンを受ける汎用的なツールになり得る可能性を秘めている。

情報源 BIOTA  プレスリリース
BIOTA ニュースリリース(PRTIMES)
機関 (株)BIOTA
分野 環境総合
キーワード 生物多様性 | 持続可能 | 経済的価値 | SDGs | ESG投資 | TNFD | 微生物多様性 | 都市緑地 | BIOTAトークン | 環境クレジット
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