国土交通省は、「公共インフラ分野のGX」の取組として、水素を使用した発電装置の検証に向けた技術公募を行う(公募期間:令和5年7月28日~8月28日)。同省では、2050年カーボンニュートラルの実現のため、電気通信技術ビジョン4で設定した「公共インフラ分野におけるGX」の取組を推進しており、河川や道路等のインフラ管理用電気通信施設の停電対策として、多くの非常用発電機を設置、災害現場等での電源確保のため、可搬型発電機を配備している。しかし化石燃料を使用した発電機では、運転時に二酸化炭素を排出する。そこで、今回、水素を使用した発電装置「可搬型燃料電池システム」を公募する。太陽光パネルなどの再生可能エネルギーを使用した、水の電気分解により水素を生成してカートリッジに充填、充填した水素カートリッジにより、水素と酸素を化学反応させ電気を発生させることで、災害現場での電気供給を行うシステムを求めている。
情報源 |
国土交通省 報道発表資料
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機関 | 国土交通省 |
分野 |
環境総合 |
キーワード | 再生可能エネルギー | 燃料電池 | 水素 | カーボンニュートラル | 発電機 | 可搬型発電機 | インフラGX |
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