沖縄奄美自然環境事務所は、令和4年度奄美大島におけるマングース防除事業の実施結果を発表した。同省は外来生物法に基づくマングース防除事業を平成17年度から実施している。令和3年度からは「根絶確認及び防除完了に向けた奄美大島におけるフイリマングース防除実施計画」に基づく防除事業を行い、奄美大島からのマングース根絶を目指している。令和4年度の防除事業では、わな、探索犬による探索ともにマングースの捕獲はなかった。これにより、平成30年4月に捕獲されて以降、約5年にわたり捕獲がない状態が続くため、継続的にマングースが減少し、奄美大島の現在の生息数はきわめて少ないか、根絶できていると考えられる。令和5年度の防除事業では、令和4年度から運用している奄美大島におけるマングースの根絶の確認と防除完了の過程を適切に進めることを目指し、わな、探索犬、センサーカメラ等によるモニタリングと、島民からの目撃情報収集を継続していく。奄美マングースバスターズが各種在来種のモニタリングを行い、広域的な防除体制を維持、引き続き奄美大島からの根絶を目指すという。
情報源 |
沖縄奄美自然環境事務所 報道発表資料
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機関 | 沖縄奄美自然環境事務所 環境省 |
分野 |
自然環境 |
キーワード | モニタリング | 奄美大島 | マングース | 沖縄奄美自然環境事務所 | 奄美市 | 探索犬 | センサーカメラ | 奄美マングースバスターズ | 龍郷町 |
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