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 環境省、奄美大島のマングース根絶に向けた「防除実施計画」を策定

発表日:2021.04.01


  沖縄奄美自然環境事務所は、現行の「第2期奄美大島におけるフイリマングース(以下、「マングース」)防除実施計画」を2年短縮して、令和3年度からは、新たな防除実施計画「根絶確認及び防除完了に向けた奄美大島におけるマングース防除実施計画」に移行する。マングースの捕獲は、養鶏等の被害を背景に、平成5年度より市町村により実施され、平成12年度から環境省はアマミノクロウサギ等の在来種保全等を目的に、奄美野生生物保護センターを拠点として実施していた。平成17年度からは外来生物法に基づく防除事業として防除の強化を図り、平成25年度には「第2期奄美大島におけるフイリマングース防除実施計画」を策定し、令和4年度までの10年間で奄美大島からのマングースの根絶を目標とする計画に基づいて防除作業を進めてきた。今回、平成30年4月に1頭の捕獲があって以降、捕獲のない状態が続いていることから、根絶の可能性が高いとして、新たな計画を策定した。奄美大島からのマングースの根絶を確認することを目標とし、併せて防除資材の撤去、マングースの再侵入の防止体制の構築、「防除完了」状態の維持が目標という。

情報源 沖縄奄美自然環境事務所 報道発表資料
機関 沖縄奄美自然環境事務所 環境省
分野 自然環境
キーワード 外来生物法 | アマミノクロウサギ | 奄美大島 | マングース | 沖縄奄美自然環境事務所 | 防除実施計画 | 奄美野生生物保護センター | 防除資材 | 再侵入防止 | 防除完了
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