沖縄奄美自然環境事務所は、令和2年度奄美大島におけるマングース防除事業の実施結果及び令和3年度計画を発表した。同省は外来生物法に基づくマングース防除事業(以下、「防除事業」)を平成17年度から実施してきた。令和2年度の防除事業では、わな、探索犬による探索ともにマングースの捕獲はなく、平成30年4月以降、約3年にわたり捕獲のないため、継続的にマングースが減少しており、奄美大島における現在の生息数はきわめて少ないと考えられる。令和3年度防除事業計画としては、これまでの事業の結果、捕獲やセンサーカメラによる生息確認が約3年間なく、全島からの根絶が前進したと考えられるが、残存個体群が生息している可能性も否定できないため、奄美大島におけるマングースの根絶の確認と防除完了の過程を適切に進めることを目指す「根絶確認及び防除完了に向けた奄美大島におけるフイリマングース防除実施計画」に基づき、引き続きわな、探索犬、センサーカメラ等によるモニタリングを継続していく。また目撃情報収集を継続し、在来種のモニタリングを行いながら広域的な防除体制を維持し、引き続き奄美大島からの根絶を目指すとしている。
情報源 |
沖縄奄美自然環境事務所 報道発表資料
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機関 | 沖縄奄美自然環境事務所 環境省 |
分野 |
自然環境 |
キーワード | モニタリング | 環境省 | 奄美大島 | マングース | 沖縄奄美自然環境事務所 | 防除事業 | 探索犬 | センサーカメラ |
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