環境省は「地域循環共生圏フォーラム2023」の開催概要を紹介した(開催日:令和5年11月7日、開催方法:オンライン)。このフォーラムは「地域循環共生圏づくり」についての「まなび」の機会や、参加者からの質疑など双方向の議論を行うことで「出会い・交流」の場をつくる目的で開催される。平成30年4月に閣議決定された第五次環境基本計画において、複雑化する環境・経済・社会の課題を踏まえ、複数の課題の統合的な解決というSDGsの考え方も活用した「地域循環共生圏」が提唱された。これは、地域資源を活用して環境・経済・社会を良くしていく事業を生み出し続けることで地域課題を解決し、自立した地域をつくり、地域の個性を活かして地域同士が支え合うネットワークを形成する「自立・分散型社会」を示す考え方によって、地域でのSDGsの実践(ローカルSDGs)を目指すもの。今回、基調講演には「持続可能な地域のつくり方―未来を育む「人と経済の生態系」のデザイン (英治出版)」や「認知症世界の歩き方(ライツ社)」の著者でissue + design 代表の筧裕介氏が登壇し「持続可能な地域のつくり方」という題でオープニングを飾る。その後、分科会や取組紹介など地域循環共生圏について双方向で学び、議論し、交流を産む場になるコンテンツが用意されている。
情報源 |
環境省 報道発表資料
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機関 | 環境省 |
分野 |
環境総合 |
キーワード | 環境基本計画 | 地域資源 | SDGs | 地域循環共生圏 | ローカルSDGs | 地域循環共生圏フォーラム | 筧裕介 | 認知症世界の歩き方 |
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