令和5年度自動車リサイクルにおける再生材利用拡大に向けた産官学連携推進事業の公募が開始された(公募期間:令和5年12月25日~令和6年1月24日)。環境省は、脱炭素社会構築に資する資源循環システム構築の加速化を図るため、従来型の化石由来資源利用を段階的に改めることとしている。同事業は、自動車リサイクルに関わる製造業者やリサイクル業者等の連携により高品質な再生材の利用拡大に向けた技術の構築を行い、プラスチックのリサイクル技術・システムの高度化を図るなど、社会実装を見据えた技術的課題を解決し、事業化に向けた必要な実証を行うもの。同事業は、1)AI等を活用した脱炭素型高度自動車部品解体プロセス等の技術実証事業で、10億円程度、2)POPsを含む廃プラスチック高度選別技術実証事業で5億円程度の予算を見込んでおり、外部有識者で構成される評価審査委員会による評価を経て決定されるという。同省では、価格競争ではないが、可能な限り少ない予算で実施可能な計画の策定を求めている。
情報源 |
環境省 報道発表資料
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機関 | 環境省 |
分野 |
環境総合 |
キーワード | 廃プラスチック | 自動車リサイクル | POPs | 脱炭素 | 資源循環システム構築 | 脱炭素社会構築 | 再生材利用拡大 | 脱炭素型高度自動車部品解体プロセス | 廃プラスチック高度選別技術実証事業 |
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