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 第7回インフラメンテナンス大賞「環境大臣賞」は鳥取県のキャリーダウン・キャリーアップ運動

発表日:2024.01.16


  第7回インフラメンテナンス大賞の受賞者が発表された。同賞は、日本国内における社会資本のメンテナンスに係る優れた取組や技術開発を表彰し、好事例として広く紹介することで、我が国のインフラメンテナンスに関わる事業者、団体、研究者等の取組を促進し、メンテナンス産業の活性化を図り、インフラメンテナンスの理念の普及を図ることを目的としている。第7回目となる今回は、317件の応募があり、有識者による選考委員会の審査を経て、環境大臣賞として、「大山キャリーダウン・キャリーアップ運動(鳥取県西部総合事務所環境建築局)」、特別賞として「立山室堂地区・登山道維持管理における火山ガス保安システムの開発(アジア航測株式会社)」が決定した。鳥取県は平成20年から県が管理する頂上避難小屋トイレ浄化槽の汚泥のボランティアによる荷降ろし(キャリーダウン)を実施。加えて平成26年からはキャリーアップと名付けた、県が管理する大山頂上木道の修繕資材(桟木)のボランティアによる荷揚げを開始した。水平展開が期待される社会技術であり、多くの登山者の協力により効果があがっていることから受賞に至った。なお、全受賞案件は内閣総理大臣賞1件、大臣賞11件、特別賞7件、優秀賞25件の計44件。内閣総理大臣賞、各省大臣賞及び特別賞の表彰式は令和6年1月18日に、優秀賞の表彰式を令和6年1月22日に開催する予定となっている。

情報源 環境省 報道発表資料
第7回「インフラメンテナンス大賞」受賞者(PDF)
機関 環境省
分野 環境総合
キーワード 技術開発 | アジア航測 | ボランティア | 鳥取県 | インフラメンテナンス大賞 | 内閣総理大臣賞 | 各省大臣賞 | 立山室堂地区 | キャリーダウン | キャリーアップ
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