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豊田自動織機のフォークリフト等用エンジンの排出ガス試験に係る不正行為を報告
発表日：2024.01.29
国土交通省、環境省および経済産業省は、（株）豊田自動織機から、フォークリフト等の産業機械用エンジンの型式指定申請における排出ガス試験等に係る不正行為に関する同社の調査結果の報告を受けた。同社から、産業機械用の現行エンジンの全機種（5機種）で不正行為を確認、令和5年3月の報告で基準不適合としていた2機種に加え、新たに1機種で基準不適合を確認、また、自動車メーカーに供給している自動車用エンジン3機種でも不正行為を確認したこと等の報告があった。この報告を踏まえ、国土交通省が基準適合性を確認するまで、現行エンジンの出荷を停止する。新たに基準不適合が確認された建設機械用エンジンは、建設機械メーカーに供給され、特定特殊自動車排出ガスの規制等に関する法律（オフロード法）が適用される特定特殊自動車に搭載されているものであるため、豊田自動織機及び当該建設機械メーカーに対し、オフロード法に基づく必要なリコール措置に向けた対応を行い、ユーザーに向け、説明と対応を指示した。今後、関係省庁と連携し、当該指示に基づく対応が適切に実施されるよう求めていくとしている。
