資源エネルギー庁は、各種エネルギー関係統計等を基に、令和4(2022)年度の総合エネルギー統計確報を作成し、取りまとめた。最終エネルギー消費は前年度比3.3%減であった。需要の減少理由は製造業の生産活動縮小や暖冬の影響としている。部門別に見ると運輸部門のみ、旅客輸送の回復により4.0%増(うち旅客が7.7%増、貨物が0.7%減)となった。一次エネルギー国内供給は前年度比2.1%減、発電電力量は前年度比2.2%減となり、エネルギー自給率(IEAベース)は前年度比0.7ポイント減となる12.6%となった。エネルギー起源二酸化炭素(CO2)排出動向については、前年度比2.3%減・2013年度比22.0%減(9.6億トン)となり、1990年度以降で最少となった。なお、電力のCO2原単位(使用端)は、前年度比0.1%減となる0.47kg-CO2/kWhと算定された。
情報源 |
経済産業省 ニュースリリース
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機関 | 経済産業省 |
分野 |
環境総合 |
キーワード | 石炭 | 都市ガス | 石油 | 電力 | エネルギー起源二酸化炭素 | エネルギー統計 | CO2原単位 | 暖冬 | 旅客輸送エネルギー自給率 |
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