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 「適正な電力取引についての指針」改定 「常時バックアップ」廃止要件を明記

発表日:2023.10.18


  公正取引委員会と経済産業省は、「適正な電力取引についての指針」を改訂した。総合資源エネルギー調査会電力・ガス事業分科会電力・ガス基本政策小委員会の令和5年2月の「今後の電力政策の方向性について中間とりまとめにおいて、常時バックアップの今後の在り方や「適正な電力取引についての指針」改定の方向性が示された。その後の小委員会における詳細な議論を踏まえ、常時バックアップの廃止のための要件等を明確化と、現在の電力市場の状況に即した規定とするため、同指針を改定する。今回の改定は、令和5年8月15日に改定案を公表、9月13日を期限として、関係各方面から意見を募集したところ、4件の意見が提出さ、今回、提出された意見の概要と考え方を公表した。公正取引委員会と同省は、電力市場の公正かつ有効な競争を確保するため、同指針を十分に周知し、事業者等による独占禁止法上又は電気事業法上問題となる行為の未然防止等に役立てるとともに、引き続き適正に運用していくとしている。

情報源 経済産業省 ニュースリリース
〔参考〕適正な電力取引についての指針(PDF)
機関 経済産業省 公正取引委員会
分野 環境総合
キーワード 電力 | 指針 | 電気事業法 | 電力市場 | 公正取引委員会 | 独占禁止法 | 電力取引 | 常時バックアップ | 電力政策
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