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 アフリカヒキガエルとオオサンショウウオ交雑種を特定外来生物に指定

発表日:2024.05.28


  環境省は、アフリカヒキガエルとオオサンショウウオ交雑種を特定外来生物に指定する政令が閣議決定されたと発表した(施行日;令和6年7月1日)。同省は、アフリカヒキガエル(Bufo regularis)とオオサンショウウオ属(Andrias属)に属する種のうち、オオサンショウウオ(Andrias japonicus)以外の種やそれらの交雑種が生態系に与える影響を考慮し、規制の強化を検討してきた。この課程で、特定外来生物等専門家会合からの意見聴取やパブリックコメントを実施し、これらの生物を特定外来生物に指定する「特定外来生物による生態系等に係る被害の防止に関する法律施行令の一部を改正する政令」が閣議決定されたもの。これにより、指定された生物の取扱いについて、飼養等(飼養、栽培、保管又は運搬)、輸入、譲渡し、放出等の禁止といった厳しい規制がかかることとなる。

情報源 環境省 報道発表資料
特定外来生物による生態系等に係る被害の防止に関する法律施行令の一部を改正する政令の概要 PDF
機関 環境省
分野 自然環境
環境総合
キーワード 環境省 | 特定外来生物 | 閣議決定 | 生態系保護 | 輸入禁止 | アフリカヒキガエル | オオサンショウウオ属 | 飼養禁止 | 譲渡し禁止 | 放出禁止
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