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 環境省、袋入り簡易包装による食品の試験販売等の実施結果を公表

発表日:2010.05.20


  環境省は、袋入り簡易包装による食品の試験販売等の実施結果を公表した。これは、リデュースやリユース品の利用による環境負荷の削減効果について消費者に情報提供等を行い、国民の具体的な行動に結びつけるため、スーパーマーケットの協力を得て、袋入り簡易包装による食品の試験販売と消費者の意識調査を実施したもの。今回、埼玉県さいたま市の「さいたまコープ南浦和店」で、食品トレイで販売している「とりもも肉」を、一部、同一単価で袋入り簡易包装による試験販売を行うとともに、消費者の意識調査(アンケート調査)を実施。その結果、袋入り包装商品の販売個数は112個、食品トレイ包装商品の販売個数は304個と、袋入り包装商品の販売実績が全体の約26.9%であった一方、消費者意識調査では、袋入りを選ぶとした回答者が食品トレイ入りを選ぶとした回答者を上回る結果となった。同省は、同調査の結果を踏まえ、簡易包装の取組普及について、引き続き検討していく。

情報源 環境省 報道発表資料
機関 環境省
分野 ごみ・リサイクル
キーワード 環境負荷 | リデュース | リユース | 環境省 | 簡易包装 | 食品トレイ
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