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 AOMI国際ワークショップ、データ拡充と認知度向上を目指す

発表日:2024.09.12


  環境省は10月8日に「Atlas of Ocean Microplastic(AOMI)」の国際ワークショップを開催する。AOMIは、過去5年間にわたる同省の取り組みを基に構築された海洋プラスチックごみのモニタリングデータ共有システムであり、世界の海洋表層におけるマイクロプラスチックの粒子密度や調査地点の情報を2次元地図上に表示することができる。このシステムは既に欧米を中心とした多くのデータを集めているが、特に東南アジア、アフリカ、南アメリカ地域のデータが不足していることが課題となっている。---今回のワークショップの主な目的は、このデータの充実化と、AOMIの利活用に関する理解および認知度向上である。プログラムは「マイクロプラスチックデータベースの現状、将来と活用」および「AOMIの機能とデータのアップロードについて」の2部構成となっており、海外の研究機関で海洋ごみ問題に取り組む研究者たちがその重要性を議論する。また、九州大学・海洋プラスチック研究センターの研究者らによるAOMIの技術的な機能紹介も行われる予定である。オンライン形式で開催され、使用言語は英語、定員は500名程度。今後、AOMIを通じたデータの充実と共有が、国際的な海洋プラスチック問題の解決に向けた重要な一歩となることが期待されている。

情報源 環境省 報道発表資料
機関 環境省
分野 ごみ・リサイクル
自然環境
環境総合
キーワード モニタリング | 東南アジア | データ共有 | マイクロプラスチック | 海洋ごみ | 国際ワークショップ | AOMI | Atlas of Ocean Microplastic | データ拡充 | 認知度向上
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