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 G20観光大臣会合、環境的影響等統合データの重要性などを共有

発表日:2024.09.27


  観光庁は、9月21日にブラジルのベレンで開催されたG20観光大臣会合に堂故副大臣が出席したと発表した。会合では、持続可能な観光の推進とその経済、社会、環境的影響について議論が行われ、観光がSDGsの達成に果たす役割の重要性が強調された。堂故副大臣は、日本における持続可能な観光、特にレジリエントな観光の推進に関する取り組みを紹介し、11月に日本で初めて観光レジリエンスに関する閣僚級会合を開催することを発表し、UN Tourismと連携して国際協力を進めていることを報告した。また、その後の議論では、各国や国際機関が協力して観光への財政支援を促進し、観光を通じた格差是正と包摂性の実現に向けて取り組む必要性が確認された。本会合の結果をとりまとめた「ベレン宣言」が採択され、持続可能な観光の促進において信頼性が高く比較可能な統合データの作成や、技能開発と専門的研修への継続的な投資、零細中小企業への投資、観光地マネジメントの重要性が強調された。

情報源 観光庁 報道発表
機関 観光庁
分野 環境総合
キーワード 財政支援 | SDGs | 持続可能な観光 | 包摂性 | レジリエントな観光 | 経済的影響 | 社会的影響 | 環境的影響 | 格差是正 | ベレン宣言
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