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 新日本石油(株)、(株)日立プラントテクノロジー及び(株)ユーグレナ、微細藻ユーグレナからのバイオジェット燃料の製造に関する共同研究を開始

発表日:2010.05.27


  新日本石油(株)、(株)日立プラントテクノロジー及び(株)ユーグレナは、微細藻ユーグレナ(和名:ミドリムシ)を原料としたバイオジェット燃料の製造に関する共同研究を開始すると発表した。微細藻ユーグレナは、陸生植物に比べてCO2吸収効率が高く、食糧との競合もなく、含有する油脂分がジェット燃料に適した炭素構造を持っていることから、次世代のバイオジェット燃料の原料として有望視されている。微細藻類からバイオジェット燃料を製造するためには、微細藻類の培養・乾燥、油分の抽出、抽出した油分の燃料化(改質)等の技術が必要になることから、今回、3社は共同で、ユーグレナ社の持つ培養技術、日立プラントテクノロジーの培養などのプロセス技術、新日石のバイオジェット燃料への燃料化技術などの要素技術開発を進めていく。今後、2010年度中を目処に、環境適合性、供給安定性、経済性の面から2018年度を目標とした事業化の実現可能性について検討を行っていくという。

情報源 新日本石油(株) ニュースリリース
(株)ユーグレナ ニュースリリース
機関 新日本石油(株)(現:JXTGエネルギー(株)) (株)日立プラントテクノロジー(現:(株)日立製作所) (株)ユーグレナ
分野 地球環境
キーワード CO2 | 新日本石油 | 日立プラントテクノロジー | バイオジェット燃料 | ミドリムシ | ユーグレナ | 培養 | 微細藻 | 油分
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