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 中小企業における「ESG経営」の認知度など（民間調査より）

  フォーバル GDXリサーチ研究所は、全国の中小企業経営者1,077人を対象とする「中小企業経営に関する実態調査」を実施し、ESG経営の認知度と取り組み状況を明らかにした。調査結果によると、ESG経営を「知っている」と回答した中小企業は約3割で、そのうち実際に取り組んでいる企業はその約3割にとどまることが判明した。また、ESG経営を明確に理解している企業は1割未満であることが分かった。取り組めていない理由としては「他に優先すべき課題があり後回しとなっている」が最も多かった。さらに、ESG経営に取り組んでいる企業の中では、半数が「環境」分野に注力しており、今後取り組みたい分野としても「環境」が最も多く挙げられた。同社は、ESG経営に対する関心や意欲は高まっているものの、具体的な取り組みにおいては課題が少なくないと考察している。