環境省は、The POSITIVE ACTION Initiative(PAI)プロジェクトの現状と取組方向を紹介した。PAIは、「デコ活」の一環として同省と有志の企業が連携し、実施されている。昨年5月に始動し、「くらしの10年ロードマップ」の位置づけを踏まえ、「生活者の脱炭素行動に伴うCO2排出削減効果」をデータベース化・可視化・社会実装し、インセンティブに係るルール・標準の設計を共同で検証し、CO2排出削減量に応じたインセンティブ付与を一般化することをゴールとしている。──データベース作成においては、カーボンフットプリントガイドライン等の既存ガイドラインを参照し、100種類以上の行動のCO2排出削減効果を算定する。当該データベースは2024度中に公表され、消費者・生活者の脱炭素行動を促進するための仕組み作りやサービス開発等に広く活用される予定である。また、PAIでは、データベースを活用して各社がサービス等の社会実装を進めるため、望ましいルール整備やインセンティブ設計の在り方について議論を進める。さらに、脱炭素行動の機運の醸成や、消費者・生活者との接点やセンシング技術を活用した削減方策についても検討するという。
情報源 |
環境省 報道発表資料
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機関 | 環境省 |
分野 |
環境総合 |
キーワード | 環境省 | ガイドライン | データベース | カーボンフットプリント | インセンティブ | 脱炭素 | 社会実装 | 生活者 | CO₂削減 | 行動促進 |
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