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 (独)新エネルギー・産業技術総合開発機構、次世代のCCS技術を開発へ

発表日:2010.06.18


  (独)新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は、次期IGCC(石炭ガス化複合発電)との組み合わせに最適なCO2回収・貯留技術(CCS)の確立を目指す「革新的CO2回収型石炭ガス化技術開発」を電源開発(株)と共同で実施することを決定したと発表した。同事業は、電源開発の若松研究所(北九州市)に設置されている酸素吹石炭ガス化パイロット試験設備(EAGLE)を活用し、石炭ガス化プロセスから物理吸収法を用いたCO2分離回収試験を中心とした実証を行うもの。EAGLEはこれまで化学吸収法を用いたCO2分離回収試験の実績があり、今回の物理吸収法の試験を実施することで、同じガス化設備で2つのタイプのCO2分離回収技術の実証試験が可能となり、それぞれの特性を比較検討しながら実証研究を進めることができるという。なお、同事業期間は2010年度から2013年度までの4年間となっている。

情報源 (独)新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)  プレスリリース
機関 (独)新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)
分野 地球環境
キーワード CCS | CO2 | 石炭ガス化 | IGCC | 新エネルギー・産業技術総合開発機構 | NEDO | 電源開発 | CO2回収・貯留 | EAGLE | 物理吸収法
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