富士ゼロックス(株)は、タイにあるアジア・パシフィック地域のリサイクル拠点において、使用済み商品・消耗品などの再資源化率(2009年度)が99.8%を達成したと発表した。同拠点では、アジア・パシフィック地域の計9ヶ国・地域から自社回収した複写機/プリンターなどの使用済商品やカートリッジを、鉄系、アルミ系、レンズ、ガラス、銅系など74カテゴリーに徹底的に分解・分別し、再資源化を実施。2004年12月の稼働から2010年3月までの間に、約131,000台の使用済み商品をアジア・パシフィックの9ヶ国・地域から回収し、約21,200トンの再生資源量を創出した。同システムは、中間処理業者に委託することなく、企業の責任において使用済商品の国境を越えた回収・分解・有害物の無害化を行い、処理費用は各国販売会社が負担するなどの特長がある。また、拠点国タイにとっては、国内の「廃棄物」を削減できるほか、新しい産業システムを創出するきっかけとなるという。
情報源 |
富士ゼロックス(株) ニュース
|
---|---|
機関 | 富士ゼロックス(株) |
分野 |
ごみ・リサイクル |
キーワード | リサイクル | タイ | 再資源化 | 富士ゼロックス | 無害化 | 回収 | 廃棄物 | アジア | プリンター | 複写機 |
関連ニュース |
|