住友林業(株)は、廃棄物の高度な分別が実施可能な自社専用のリサイクル施設を、稼動開始したと発表した。同社では、従来から戸建注文住宅の新築工事の施工に伴う産業廃棄物のゼロエミッションに取り組んでいるが、更なるリサイクル率の向上のためには、地域によってリサイクル率に差があることや処理コストが増加することなどの課題がある。今回、より積極的に産業廃棄物の回収・再資源化に関わるため、「首都圏資源化センター」を埼玉県加須市に設立した。同センターでは、廃棄物にQRコードラベルを付すことですべての廃棄物のデータの収集・分析を行うことができ、商品開発等の各部門へ改善のフィードバックを行うことで、廃棄物排出量の削減に繋げることができる。また、有価物の売却や効率的な廃棄物の回収により、収集運搬コストの削減が可能になる。同社では、廃棄物を分別・集約し、同センターへ搬入することで、2012年12月を目標に首都圏でのゼロエミッション達成を目指すという。
情報源 |
住友林業(株) ニュースリリース
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機関 | 住友林業(株) |
分野 |
ごみ・リサイクル |
キーワード | リサイクル | 再資源化 | 住友林業 | 回収 | ゼロエミッション | 廃棄物 | 排出量 | 戸建住宅 | 埼玉県 |
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