住友スリーエム(株)は、ウインドウフィルムの一部製品にカーボン・オフセットを適用し、2010年10月1日より販売を開始すると発表した。同社の製造事業所では、省エネをはじめとしたCO2排出削減活動に取り組んでいるが、それでもなお製品の製造時、輸送時に1m2あたり1.18~1.29kgのCO2が発生する。そこで今回、クリーン開発メカニズムに基づいて発行される「タミルナドゥ州における風力発電プロジェクト(インド)」の排出枠を調達することで、カーボン・オフセットを適用した。今回の製品は、建築材料としては初めて気候変動対策認証センターによる認証ラベルを取得した製品となる (認証番号 4CJ-1000037)。なお、カーボン・オフセットとは、企業や自治体等が、自らの温室効果ガスの排出量について主体的に削減努力を行うとともに、削減が困難な部分の排出量について、他の場所で実現した温室効果ガスの排出削減・吸収量等(クレジット)を購入すること等により、その排出量の全部又は一部を埋め合わせることをいう。
情報源 |
住友スリーエム(株) ニュースリリース
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機関 | 住友スリーエム(株) |
分野 |
地球環境 |
キーワード | 風力発電 | CO2 | 気候変動 | 温室効果ガス | カーボンオフセット | 住友スリーエム | クリーン開発メカニズム | 認証 | 建材 | ウインドウフィルム |
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