三菱マテリアル(株)は、同社の九州工場(苅田地区:セメント製造)が、改正土壌汚染対策法に基づく汚染土壌処理業の許可を福岡県より第1号として取得したと発表した。平成22年4月1日に施行された改正土壌汚染対策法では、土壌汚染区域(規制対象区域)から搬出された土壌を適正処理するための汚染土壌処理業の許可制度が新設され、セメント製造施設も、埋立処理施設、浄化等処理施設、分別等処理施設と並んで汚染土壌処理施設の1つとして認められている。セメント工場での処理は、1,450℃という超高温での焼成プロセスを経るため、重金属等で汚染された土壌も、安心・確実に処分できるのが特長であり、今回許可を取得した九州工場は、日本最大のセメント工場として5基のセメント焼成炉(ロータリー・キルン)を擁することから、汚染土壌の大量処理も可能という。なお、同工場の許可取得は、セメント製造施設による汚染土壌処理業としては、全国で2番目、西日本では初となる。
情報源 |
三菱マテリアル(株) プレスリリース(PDF)
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機関 | 三菱マテリアル(株) |
分野 |
ごみ・リサイクル |
キーワード | 土壌汚染 | 三菱マテリアル | 重金属 | 福岡県 | 汚染土壌処理業 | 焼成炉 | 改正土壌汚染対策法 | セメント製造 | ロータリー・キルン |
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