福岡県は「生鮮食品ロス削減活動の手引き」を作成した。同県では、平成28年から食品ロス削減を推進しており、フードバンク活動の普及・促進に取り組んでいる。しかし、野菜や果物等の生鮮食品は、消費期限が短いことから、フードバンク活動で取り扱いにくく、食品を必要としている人に迅速に届ける仕組みがないため、余剰の食品を廃棄する事例が見受けられている。同手引きは、生鮮食品ロスの削減と有効利用を促進と、直売所等で生鮮食品ロスが発生した場合に、それを廃棄することなく、子ども食堂や福祉施設等へ寄付できる体制づくりを促進する目的で、県と(公財)福岡県リサイクル総合研究事業化センターにより作成されたもの。同県では、手引きを農業、福祉等分野の関係者へ周知し、生鮮食品ロス削減に対応する体制を構築し、食品ロス削減、生活困窮者支援と食育・地産地消に取り組むとしている。同手引きには、食品ロス・生活困窮者支援・食育・地産地消の現状がまとめられたうえで、対応体制構築のポイント、事例などが掲載されている。
情報源 |
福岡県 記者発表資料
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機関 | 福岡県 |
分野 |
ごみ・リサイクル |
キーワード | 福岡県 | 寄付 | 食品ロス削減 | 福祉施設 | 子ども食堂 | 生鮮食品ロス削減活動の手引き | フードバンク活動 | 福岡県リサイクル総合研究事業化センター | 生活困窮者支援 |
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