サントリー食品(株)は、リサイクルペットボトルを原料にした商品ラベルを、2010年11月上旬以降、主な清涼飲料の2Lペットボトルの一部に導入すると発表した。今回新たに導入する商品ラベルは、東洋紡績(株)、協栄産業(株)、サントリービジネスエキスパート(株)の3社が共同で開発した、業界初のリサイクルペットボトルを原料としたロールラベルである。このラベルは、市場で回収されたペットボトルから作られる再生PET樹脂を、原料として60%混合しており、ラベルの薄さも、国内2Lペットボトル飲料では最薄となる18ミクロンを実現。これにより、石油由来の樹脂を約6割、CO2を約15%削減可能になったという。同社は今後、リサイクル原料の混合率向上、商品ラベルのさらなる薄肉化を目指すとともに、このラベルを2011年末までに現在ロールラベルを採用している全製品(別途、リサイクル原料による商品ラベルを導入済の商品を除く)に導入するなど、ペットボトルの新たなリサイクル用途を確立させ、業界への波及、循環型社会への貢献を目指すという。
情報源 |
サントリーホールディングス(株) ニュースリリース
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機関 | サントリー |
分野 |
地球環境 |
キーワード | 循環型社会 | リサイクル | ペットボトル | サントリー | 東洋紡績 | PET | 樹脂 | サントリー食品 | 商品ラベル | 協栄産業 |
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