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 東洋紡績(株)、太陽電池向けの高機能ポリエステルフィルムを販売開始

発表日:2010.06.28


  東洋紡績(株)は、今後普及が期待される太陽電池のバックシート用に、各種ポリエステル(PET)フィルムを販売開始したと発表した。これまで太陽電池の最上層と最下層にはガラスが用いられていたが、軽量化のため、最下層のガラスは樹脂フィルムを積層したバックシートへの置き換えが進んでいる。さらに、バックシートを構成する「電気絶縁層」「防湿層」「耐候層」のうち耐候層では、従来のフッ素系フィルムからPETフィルムへの置き換えが進んでいる。そこで同社は今回、「耐候層」用に、同社独自のポリマー重合技術と高度なフィルム製膜技術により高い耐久性を実現したPETフィルムを開発し、販売を開始した。同フィルムは、高い耐加水分解性、耐熱性、難燃性を持つとともに、重金属を含まない環境配慮型の製品となっている。また、この他にも「電気絶縁層」用のPETフィルムとして、太陽電池セルを保護する封止材(EVA)との接着性を向上させた高機能製品を開発した。

情報源 東洋紡績(株) ニュースリリース
機関 東洋紡績(株)
分野 地球環境
キーワード 太陽光発電 | 太陽電池 | バックシート | 東洋紡績 | PET | 樹脂 | ポリエステル | 耐久性 | 耐候層 | 電気絶縁層
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