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 (独)新エネルギー・産業技術総合開発機構、レアメタル使用量削減技術の実用化を加速

発表日:2010.11.10


  (独)新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は、経済産業省の「レアアース総合対策」の一環として、企業が取り組むレアメタル(レアアース(希土類)を含む)使用量削減技術の実用化を加速するための助成事業(事業規模約100億円)を実施する(2010年度補正予算の成立を前提)と発表した。レアアースを含むレアメタルは、産業分野を支える高付加価値な部材の原料で、近年、需要が拡大している。また、途上国における著しい需要の拡大や、希少で代替性も著しく低く、その偏在性により、特定の産出国への依存度が高いこと等から、世界の産業に多大な影響を及ぼす懸念がある。同事業は、レアメタルのさらなる安定調達確保に資する対策として、企業各社が独自に取り組んできた技術開発にも助成対象を広げ、早期実用化を後押しするもの。対象となるのは、短期間で実用化が期待できる以下4点の技術開発。1)レアメタルを代替する材料の技術開発、2)レアメタルの使用量を削減する技術開発、3)レアメタルのリサイクルを促進する技術開発、4)その他、レアメタル消費の削減に資する技術開発。

情報源 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO) プレスリリース
機関 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)
分野 地球環境
ごみ・リサイクル
キーワード リサイクル | 経済産業省 | 新エネルギー・産業技術総合開発機構 | NEDO | レアメタル | レアアース | 稀少 | 代替
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