(独)新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は、米国エネルギー省傘下のエイムズ研究所とレアメタルの有効活用に関する協力協定を、2013年9月9日に締結したと発表した。レアメタルは、ハイブリッド自動車用のモーターや風力発電機用の高性能磁石、最先端の情報端末等に用いられている希少金属であり、供給不安があることから、そのリサイクル、代替・使用量低減等の有効利用技術の開発が不可欠である。両者は、今回の協定に基づき、双方の国策を反映しレアメタル分野における2国間の協力体制を強化するとともに、レアメタルの代替・使用量低減やリサイクル、リスク低減に関する活動を推進する。また、5元素(ディスプロシウム、テルビウム、ユーロピウム、ネオジウム、イットリウム)をはじめとする産業的に重要な元素を対象に協力を進めて行く予定。なお、この協定の締結は、オバマ政権のエネルギー安全保障計画のため創立されたエネルギー革新拠点の1つであるCMI(Critical Material Institute)による最初の国際協力案件である。
情報源 |
新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO) プレスリリース
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機関 | (独)新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO) |
分野 |
地球環境 ごみ・リサイクル |
キーワード | リサイクル | 新エネルギー・産業技術総合開発機構 | NEDO | 希少金属 | レアメタル | 米国 | 代替 | 協力協定 | 有効活用 | エイムズ研究所 |
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