経済産業省は、将来的な水素社会の構築に向けた「水素利用社会システム構築実証事業」のひとつである「水素ハイウェイプロジェクト」の運用を平成22年12月16日より開始すると発表した。同プロジェクトは、水素供給の拠点として、東京・杉並、羽田、成田に水素ステーションを建設・運用するとともに、燃料電池バス及び燃料電池自動車の高速道路を経由した世界初となる本格的な定期運行を行う。水素ステーションは、事業者である水素供給・利用技術研究組合(HySUT)が、水素供給拠点として12月15日に「東京・杉並水素ステーション」、「羽田水素ステーション」の運用を開始し、平成23年2月には「成田水素ステーション」の運用を開始する予定。また、リムジンバスを運行については、東京空港交通(株)が、燃料電池バスを利用して、12月16日から新宿駅西口~羽田空港、東京シティエアターミナル~羽田空港間で、それぞれ1往復/日の定期営業運行を開始する。なお、燃料電池自動車を利用したハイヤーの運行については、平成23年1月から順次開始する予定。同省は、同実証事業により将来の水素社会におけるビジネスモデルの検証を行い、社会システムモデルとして提示することで、低炭素社会の実現に向けて必要な取組を進めていくという。
情報源 |
経済産業省 報道発表
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機関 | 経済産業省 |
分野 |
地球環境 |
キーワード | 経済産業省 | 羽田空港 | 燃料電池自動車 | 水素ステーション | HySUT | 水素ハイウェイプロジェクト | 燃料電池バス | 東京空港交通 | 水素利用社会システム構築実証事業 | 水素供給・利用技術研究組合 |
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