トヨタ自動車(株)と日野自動車(株)は、東京都心~羽田空港間の燃料電池ハイブリッドバスの営業運行に車両を提供すると発表した。同営業運行は、経済産業省「水素利用社会システム構築実証事業」のひとつである「水素ハイウェイプロジェクト」において、事業者である水素供給・利用技術研究組合(HySUT)からの要請に応え、東京空港交通(株)が実施するもので、平成22年12月16日から、新宿駅西口~羽田空港間および東京シティエアターミナル~羽田空港間を運行する。両社が今回提供したバスは、高圧水素ガスを燃料とする燃料電池とバッテリーを動力源として、モーターを駆動するハイブリッドシステムを採用。地球温暖化の原因であるCO2や大気汚染物質である窒素酸化物などを排出せず、エネルギー効率や静粛性に優れているという。なお、水素の充填は、同月15日より稼動する東京・杉並水素ステーション、羽田水素ステーションの2ヶ所を使用する。両社は今後、燃料電池ハイブリッドバスの実用化に向け、走行実態から取得したデータを検証し、着実に研究開発を進めていくという。
情報源 |
トヨタ自動車(株) ニュースリリース
日野自動車(株) プレスリリース |
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機関 | トヨタ自動車(株) 日野自動車(株) |
分野 |
地球環境 |
キーワード | 燃料電池 | ハイブリッド車 | CO2 | 地球温暖化 | 経済産業省 | トヨタ自動車 | 水素ステーション | 日野自動車 | HySUT | 水素ハイウェイプロジェクト |
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