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 環境省、平成21年度廃棄物焼却施設の排ガス中のダイオキシン類濃度を公表

発表日:2010.12.17


  環境省は、平成21年4月1日から平成22年3月31日までの1年間の全国の廃棄物焼却施設(一般廃棄物焼却施設と産業廃棄物焼却施設)における排ガス中のダイオキシン類濃度の測定結果等を公表した。その結果、この1年間に全国の廃棄物焼却施設から排出されたダイオキシン類の総量は約68グラムと推計され、その内訳は、一般廃棄物焼却施設からが約36グラム(前年比約6グラム減少)、産業廃棄物焼却施設からが約33グラム(前年比約9グラム減少)であった。これは、昨年度の調査による推計排出量(約83グラム)との比較で約18%削減したことになる。ダイオキシン類対策特別措置法第33条第1項の規定に基づく「我が国における事業活動に伴い排出されるダイオキシン類の量を削減するための計画」(平成17年6月変更)では、平成22年の廃棄物焼却施設からの排ガス中のダイオキシン類排出量を、平成15年の145グラムに比べ約30%削減する目標としているが、平成21年の実績では約53%削減し、目標を達成している。

情報源 環境省 報道発表資料
機関 環境省
分野 健康・化学物質
キーワード ダイオキシン | 環境省 | 産業廃棄物 | 焼却施設 | 一般廃棄物 | 排ガス
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