東京都は、平成21(2009)年度の都庁の温室効果ガス排出量を公表した。都は、平成17年度に「地球温暖化対策都庁プラン」を策定し、平成21年度までに、都庁全体の事務事業活動に伴う温室効果ガス排出量を平成16年度比で10%削減という意欲的な自主目標を設定し、都庁の温室効果ガス削減のための取組を進めてきた。今回、平成21年度分について取りまとめた結果、平成16(2004)年度比で9.6%(21.9万トン-CO2)削減し、約205.7万トン-CO2になった。これは、主に以下の取組によるものという。1)都庁本庁舎の省エネチューニング、省エネ型ワークスタイル等の推進、2)下水汚泥の高温焼却による一酸化二窒素の削減、3)4病院におけるESCO事業等の実施、4)展示施設の空調・照明への省エネ設備の導入及び運用対策、5)福祉施設及び試験研究施設における熱源設備の更新や運用改善。都は、今後、「東京都環境基本計画」の目標達成を先導する立場をふまえ、平成22年度(2010年度)からの5ヵ年を計画期間とする新たな削減目標を設定し、一層の温室効果ガス削減を進めていくという。
情報源 |
東京都 記者発表資料
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機関 | 東京都 |
分野 |
地球環境 |
キーワード | ESCO | 省エネルギー | CO2 | 地球温暖化 | 東京都 | 温室効果ガス | 排出量 | 一酸化二窒素 | 熱源設備 |
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